2007/08/29

vol.2 有楽町ガード下

久々に会いませんか、と友人のTさんからメールがあって会うことにした。2007年2月23日(金)のことである。

Tさんは大手新聞社にいて、わたしのデジタルハリウッドの講師時代の2001年度の受講生なのだが、新規事業の相談などでそれまでも時々会っていた。また、数少ないフライフィッシングの仲間でもあって、時々、丹沢に岩魚釣りに行く仲でもある。

18時30分に帝国ホテルで待ち合わせて軽くアペリティフを飲んで近くの居酒屋「とん太」へ。この店はわたしのお散歩コースで、土日もやってるので、休日にはときどき行って帝国ホテルで〆てタクシーで帰る。とん太の名物は「脳天」。これと天狗舞だけでいい気持ちになれる。それとフライドポテト。(笑)

さて、河岸を変えたところで(関東式には場所を移すと言うふうに、さやえんどう(絹鞘)や蒸かしサトイモ(衣担ぎ)みたいな言い方をするのか)、ウェブ広告の話題に。

確かこのときも、新規事業が話題になったと思う。そのとき、前々から思っていたことをTさんに告げたのがそもそもの始まりである。

「新聞社のウェブってどうして古典的なビジネスモデルでやってるんですかね。アドセンスまでぶら下げて恥ずかしくないんですか?」
「広告スペースだらけでかっこ悪いのは分かってるんですが、コンテンツ課金がうまくいきませんから」
「広告依存のビジネスモデルは分かりますが、記事というテキストコンテンツってキーワードだらけじゃないですか、どうしてそれを売らないんですか?」
「キーワードを売るんですか?」
「外資系広告のovertureとGoogleにやられるばっかりで情けないと思わないんですか?」
「キーワードを売るって・・・」
「キーワードにダイレクトリンクで広告ページに飛ばせばいいじゃないですか」
「!」
「キーワードを新聞社で選んで値段をつけて、月いくらで売れば買いたいと思うクライアントはあるでしょ」
「おー、それはすごい!いやー、鳥肌が立ちましたよ・・・・」

だが、すぐに二人がぶち当たった問題は、このような広告がなぜ存在していないのかということだった。こんな簡単なことを誰も思いつかないわけはないのだから・・・。

リンクというのは、ウェブの最大の機能だと思う。10年以上前、初めてリンクをクリックしたときの驚きは今でも忘れない。それは、「ジャンプできるのか!?」というものだった。

この素晴らしい機能があるのに、わざわざスペースをとって広告を表示したり、検索結果として表示したりする広告が主流になっているのは変だな、と思うか思わないかの差である。また、仕掛けるのが好みか仕掛けられるのが好みかということでもある。99%の人たちは仕掛けられていることにすら気づかないのだが。

とまれ、そのような広告があるのか、ないのかを調べてみることから始めることにしてその日は別れたのだった。

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LinkAd Project

2007/08/24

vol.1 ソウダヒロシのリンクアド・インフォ、スタート

「eConsultant's POV2007」のテーマの中の、「インターネット特許出願顛末記」の中身をこっちに引き継いで、リンクアド関連の情報をまとめることにする。

先の「早期審査請求」によって、11月上旬まで、特許関連は特許庁の審査を待つばかりである。また、「リンクアド・ブランド」の方は、すでに審査に回っており、同様に「早期審査請求」が可能なのだが、特許取得が出来ずにブランドだけあっても仕方ないので、特許取得を待って行うことにする。

つまり、11月上旬までは暇になったわけで、「インターネット特許出願顛末記」の方で書かなかったことをこちらに書いていく。

また、投稿を可能にしてあるので、昔の「BBS」のように活用して行きたいと思っている。

本当のことを言うと、「リンクアド・システム」というのは、日本のビジネスモデル特許としては、実に微妙な状態にあるのだと思う。

先行技術を調べて行く中で、広告表示の方法で本当にそっくりなものを見つけた。ところが、それらが今ではJAVAのように、「公知の技術」として認知されてしまっている。また、これは誰でも考え付くことでもある。したがって、特許庁から「拒絶」されていたり、審査請求をしないまま放置され、「みなし取り下げ」になっているものもあった。

ところが、「文章中の単語をキーワードとして販売する」ということをうたったものは皆無であった。

ウェブ広告は10年前バナーからスタートし、一気に検索連動型広告が覇権を握ったかに見えるが、ここへきて、CTR、ROIの低下が著しいばかりでなく、バジェットコントロールが困難で煩雑なことに対する不満が募っているのである。よって、これに代わる広告が待ち望まれていることは間違いないのである。


リンクアドの発想は、有楽町のガード下の居酒屋でわたしの友人に語ったとおり、実にシンプルである。次回は、この話をすることにする。

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